2007年3月 7日 08:45
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Amie Streetは音楽業界を変えるか?

2006年6月にオープンした音楽配信サービスAmie Streetがおもしろい。このサービスの特徴は、バンドやレーベルが自由に曲をアップロードできて、しかもその曲がダウンロードされる程に値段が上がって行くという革新的かつ洗練された仕組みだ。
まず、アップロードされた段階での楽曲は無料。MP3がダウンロードされる(=人気が出てくる)に従って値段が上がって行き、最高で1ドル程度になる。ある程度の値段が付いた曲は、かなりのクオリティになっている。(たとえばサイトの解説ページにあるサンプル)
ジャンルは、Acoustic, Alternative, Electoronic, Funk, HipHop, Indie Rock, Pop, Rap, RnB, Soul...などなど、非常に多彩。楽曲はDRM(コピー制限)なしのMP3形式なので、パソコンでも再生できるほか、iPodにも対応。
ビジネスとしては、売り上げの7割がバンドやレーベルに渡り、残りが利用料としてAmie Streetに渡るというモデル。
パッと使ってみての課題、というか気が付いたポイントは、このサービスは「配信初期の無料の段階の楽曲でどれだけクオリティの高い体験ができるか」にかかっていると思った。タダでそれなりの楽曲が手に入れば、また使おうと思うし。
それにしてもこういうサービスは「アーティストをおっ立てて楽曲を作る→様々なメディアを使って大衆を煽りまくる→大量購入させる」という今までの音楽業界を根底からひっくり返すポテンシャルがあるのがいい。音楽なんて本来なら好みは人それぞれで、作り手と聞き手のマッチングが重要なはずなのに、現状はマスから与えられる情報の渦に大衆はひどく流されている。その構図がAmie Streetのようなサービスの出現で、はたしてどこまで変わることができるのか、とても興味深い。
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