2009年6月 5日 00:34
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オープンソースハードウェアセミナーでarduinoについて聞いてきた。
どうも。おかじです。
イベント開催日から半月近くたってしまいましたが、5/11に行われた
「オープンソースハードウェアセミナーVol1 ~今日からはじめるArduino~」
に参加してきたのでまとめます。
今回のイベントは、
イタリア発のオープンソースハードウェアである「arduino」についての紹介でした。
主催はチップワンストップさん&cerevoさんでした。
なお、今回は、
セミナー及びarduinoについてのエントリーを書くことでarduinoを無料で頂けるという
モニタープログラムに参加しています。
arduinoって?
arduioはイタリア発のオープンソースハードウェアです。
「あるどぅいーの」と読みます。
公式サイトはコチラ。
要は、これとPCとセンサーをモリモリつなぐことで
フィジカルコンピューティングなガジェットを簡単に実装できますよ、というシロモノ。
オープンソースというだけあって回路図もオープン。
「arduino」という名称を入れることができないという条件がありつつも、
arduinoと同等のハードウェアを自由に製造、公開することができるそうです。
単三電池1本で動くarduinoを作った人もいるとか。
そしてarduinoのもう一つの特徴が、制御のための開発言語が比較的簡単である事。
本来、マイコン関連のプログラミングは
マイコンの初期設定云々が非常に面倒だったそうです。
arduinoはそれらの問題をうまい具合に解決したそうです。
少しいじってみましたが、
プログラミングをかじったことのある人なら全然問題なく書けるレベルです。
さらに、arduino向けのライブラリなども多くの人が開発しており、
イーサネット接続するための「ethernet shield」をつないだarduinoに
twitterへのPOST機能を提供するライブラリも公開されているそうです。
webプログラミングには慣れているが、マイコンなどは未経験、という人でも
手軽にフィジカルコンピューティングを実装できるようにしてくれるのがarduino、
って感じでしょうか。
arduinoでできること
セミナーでは二つのデモが紹介されました。
一つは、
・arduino
・ethernet shield
・twitter POSTライブラリ
を組み合わせて、arduinoのボタンを押すと、その旨をtwitterにPOSTするデモ。
そしてもう一つは、
・arduino
・ethernet shield
・赤外線を出す石
を組み合わせることで、
2chの実況板の加速状況に合わせて、テレビのチャンネルを変えるデモ。
前者は基板を合体させて、ライブラリを読み込ませて終了。
あっという間にできました。すげー。
#ためしに家でやったら同じ手順で秒殺でした。すげー。
後者は少し大掛かり。
まずは
「そもそもテレビのリモコンがどういう信号を出しているんだい?」
ということを確かめて、
それをarduino+赤外線を出す石で再現することでテレビを制御します。
一方で、どのチャンネルが人気かをarduinoで読める形式で吐くスクリプトを
サーバ上で動かします。
この二つを組み合わせることで完成。
「arduinoで読める形式で吐く」というのが微妙にしんどかった様子。
arduinoはそこまで立派なパーサーは持ってないそうです。
arduinoの文字列読込みの特性を把握した上でうまいこと書く必要があるみたい。
まあいずれ誰かがイカしたパーサ書くんじゃね?とも思います。
ともかく、以前なら実装に結構手間取ったであろうプロトタイピングが
arduinoを活用することで簡略化できることがよくわかるデモでした。
arduinoはもっと幅広い分野で活躍できそうです。
arduinoは何をもたらすの?
今僕の手元には、モニターユーザー用のarduinoと、
イベント後すぐ注文したethernet shieldがあります。
細かいハウツーは後日まとめるとして、
マイコンで処理した内容をhttpでリクエストする事が非常に簡単にできました。
なにも複雑なマイコンの初期設定うんぬんを知らずとも、
arduinoベースでフィジカルコンピューティングのプロトタイピングができそうです。
これは大きいです。
やろうと思えば、arduinoベースでプロトを作って次の日に台湾に渡り、
イカす小規模ベンチャーと話して量産ベースの設計図を書いてもらい、
翌週、広東省はシンセンの工場で社長と交渉する、そんなことができるわけです。
ベンチャーと話をするにしろ、工場と話をするにしろ、
「実際に動くモノ」が手元にあるのとないのとでは交渉力に相当な差が出ます。
これまで「リアルとネットの連携」に興味があっても
そのユーザーエクスペリエンスを確かめられるプロトタイプを
開発できる会社は限られたわけで。
さらにその中でも実際に製品化できる会社はごく一部。
ネット専業でやってきた会社には手が出しにくい分野でした。
そういった状況を、
arduinoをはじめとするオープンソースハードウェアが変えるかもしれません。
マイコンなどには縁が無かった企業や個人も
手軽にこういったプロトを作れるようになるでしょう。
将来、arduinoで最初のプロトタイプが作られたような、
イカしたネットガジェットが巷にあふれかえるようになるかも!です。
そんな可能性を秘めたarduinoはチップワンストップさんで買いましょうw
最後に、ユーザーモニターってことで、
arduinoをタダでくれたチップワンストップさんに感謝です。

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